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( 2006年02月21日 ) シドニーでは不動産価格が急上昇したため、若い夫婦がこれから住宅を購入しても、生涯にローンを完済するのは難しい――豪住宅協会(HIA)がこのほど明らかにした調査報告書で指摘した。シドニーの住宅の平均価格は現在、世帯年収の9倍以上に達しているという。18日付デイリー・テレグラフ紙が報じた。
HIAによれば、シドニーの住宅価格の中間値は51万8,000豪ドル、1世帯当たりの平均年収は6万1,000豪ドル。 シドニーでは、月額の住宅ローンの返済額は収入の37%に上る。これはメルボルンとブリスべーンの29%に比べて高い。 豪消費者協会(ACA)のアナリストのコーツ氏は同紙に対し、住宅購入が困難な時代に入りつつあると分析。 HIAのニューサウスウェールズ州代表のガースバック氏は、若い住宅購入者にとって低金利は助けにならないと指摘し、「シドニーで住宅を購入することの困難さは、政策金利が17%に達していた1980年代後半に匹敵する」と語っている。
■次の手は利上げ?
だが、現行5.5%の低金利もいつまで続くかは分からない。豪連邦準備銀(RBA)のマクファーレン総裁は17日、下院議会の経済委員会で、「政策金利の次の動きは、引き下げよりも引き上げになりそうだ」と語っている。
同総裁はまた、住宅ローンやクレジットカード利用による家計負債の増大は、銀行にとってリスクではないとしても、経済全体に長期にわたり深刻なダメージを与える恐れがあると警鐘を鳴らした。
頭金無しやわずかな審査で住宅購入が可能な金融商品の登場により、世帯の収入に占める債務率は30%から50%に達する恐れがあるという。
投稿者 kuroki : 10:38 | コメント (0)
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